[VI-368] 鉄道初のフルプレキャストラーメン高架橋を採用した新幹線建設工事 ―北陸新幹線、福井開発高架橋-(その3:本施工)
キーワード:北陸新幹線、LRV工法、フルプレキャストラーメン高架橋、狭隘区間、営業線近接区間
北陸新幹線,福井開発高架橋工区では,工期短縮を目的としてフルプレキャストラーメン高架橋(LRV工法)を鉄道で初めて採用し,JR北陸本線とえちぜん鉄道に挟まれた狭隘・営近区間において, 10橋のラーメン高架橋を構築した.その2で報告した課題への対策を講じることで、PCa工事を約7ヵ月で施工することができた.LRV工法の採用により,従来工法と比較して約5ヵ月の工期短縮を実現し,杭打設から橋梁・高架橋構築までの目標短縮工程(6か月)のほぼ全てをラーメン高架橋躯体構築部分で賄うことができた.また,一連の報文では,PCa化による生産性向上効果が実工事を通して検証されたと言える.
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