[VI-70] 海底設置型フラップゲート式水門と基礎鋼管杭の海底での接合について
キーワード:鋼管杭打設、杭芯誘導、水中導材、フラップゲート式水門、東日本大震災、ICT浚渫
東日本大震災で被災した岩手県大船渡漁港では、津波、高潮対策工事の一環として、日本初の海底設置型フラップゲート式水門が設置される。この水門は、工場製作した函体を現地に曳航し、海底に打設した56本の鋼管杭(φ1000㎜)とさや管方式で接合する構造である。函体の接合孔の内径は構造上φ1300㎜と定められ、鋼管杭は高い施工精度が要求された。また、鋼管杭打設は、海上のクレーンと海底の潜水士との相判作業である上、接合箇所が海底で精度確保のための測量機器等による視準ができない等、厳しい条件下での作業となる。本稿では鋼管杭の打設精度を向上するために実施した対策について報告する
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