令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

港湾・海洋・河川構造物(2)

座長:内田 加苗(清水建設)

[VI-73] 鵜住居川水門工事における地下水位低下工事について

〇髙橋 茂吉1、緒方 徹2、佐伯 英敬2、梅田 洋祐2、尾崎 哲二1、小坂 邦興1 (1.株式会社アサヒテクノ、2.前田建設・あおみ建設・小田島組 特定共同企業体)

キーワード:水門工事、地下水位低下、揚水試験

岩手県釜石市の北部を流れる鵜住居川の河口部が東日本大震災による津波で甚大な被害を被った。このため河口部では津波対策として水門建設が進められている。水門の建設では施工場所を周囲の川や海から締め切るとともに地下水位を低下させる必要がある。当該地が河口部にあって水位低下範囲が比較的広く、基盤となる地層面が大きく傾斜して集水する地盤が高い透水性を示すなど、適切な地下水位低下を図るには困難が予想された。そこで地下水位低下工法としてスーパーウェルポイント工法を採用し、揚水試験、試験運転を実施して地下水位低下工事を進めた。その結果、良好な水位低下を図ることができた。本稿ではでその経緯について報告する。

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