令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム(4)

座長:国島 広弥((株)大林組)

[VI-112] 近赤外線水分計を用いた室内迅速含水比測定装置の開発-砂礫材料への適用性検討-

〇藤崎 勝利1、米丸 佳克1、辻 良祐1 (1.鹿島建設)

キーワード:含水比、迅速測定、室内試験装置、近赤外線水分計、変動監視、品質管理

盛土工事では,盛土のせん断強さや遮水性などの要求品質を確保するために盛立材料の含水比管理が重要である.筆者らは,食品や薬品などの分野で適用されてきた近赤外線水分計に着目し,盛土材料への適用を検討している.筆者らは一般の盛土工事でも本水分計が活用できるように,室内含水比測定装置(以下,近赤外線装置)を試作し,実稼働現場での試行を行ってきた.今回,CSG材を想定した最大粒径80mmの砂礫材料への近赤外線装置の適用性を検討した.その結果,JIS法(炉乾燥法)の測定結果に対して概ね±1%の精度を持つことが確認でき,砂礫材料に対しても適用可能であることを確認した.

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