令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地盤改良(2)

座長:浦野 和彦(安藤・間)

[VI-154] 低振動・低騒音の新液状化対策工法ー改良後N値の推定方法についてー

〇村田 柳太朗1、本谷 洋二2、湯川 誠二郎3、池田 禎健4 (1.大成建設、2.三信建設工業、3.大成ロテック、4.成和リニューアルワークス)

キーワード:密度増大工法、液状化対策、低振動、低騒音、κ法

近い将来、日本では南海トラフ地震などの巨大地震の発生が懸念されており、経済・社会活動での被害を最小限に抑えるべく、地盤の液状化対策などの事前対策が望まれている。
筆者らは海外で実績がある締固め系の地盤改良工法に着目し、国内の施工環境に適合させるべく実大実験を実施し、仕様の改善および設計方法の検討を行い、低振動・低騒音の新液状化対策工法を開発した。
新工法は圧入と振動の効果で地盤を締固める。筆者らは改良後N値の推定において、改良原理と考え方の近いκ法に着目し新工法への適用を試みた。推定N値と実測N値の比較、出来形径の掘削確認から、4パスの施工では改良効果と等価な改良径は800mmであると推定できた。

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