令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(1)

座長:小林 寿子(東日本旅客鉄道)

[VI-187] 重機機材進入口の無い駅部線路閉鎖工事における線路横断方法

〇佐山 裕之1、本多 奨1、大西 慶典1、蒔苗 斉2、大塚 克也2、猪八重 由之2 (1.西松建設、2.東急電鉄)

キーワード:線路閉鎖工事、線路横断、軽量盛土材

本工事は,東急田園都市線宮崎台駅において可動式ホーム柵設置工事に伴う土木工事・補強工事を実施するものである.本工事は,都市部の線路閉鎖工事であるため,作業時間内で施工を行う上で種々の作業上制約があった.施工に際しては,工事用機械・資材の搬入口が無い下りホーム箇所の施工工程短縮が重要であり,線路横断が必要であった.線路横断通路には軽量のJDO工法(EPS)を採用することで,施工の効率化につながり,夜間線路閉鎖工事の時間内に余裕を持ち設置から撤去作業を行うことが出来た.また,軌道検測結果からは変状は観測されず,かつ騒音の発生を抑制することが出来た.

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