令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(1)

座長:小林 寿子(東日本旅客鉄道)

[VI-190] 盛土・切取耐震補強における移動式足場の有効性について

〇藤井 幹生1、庄司 勝則1、土田 大輔1 (1.東鉄工業)

キーワード:移動式足場、小径棒状補強、耐震補強、のり面、盛土、切取

鉄道における盛土・切取のり面耐震補強工事は、のり面にφ90mm~φ110mm、長さ3.0m~10.0mのアンカー補強体を打設する小径棒状補強を施工する工法を最も多く採用している。

 仮設足場は、これまでの実績と経験から施工の安全確保はもとより、施工品質、施工速度にも大きく影響することが解かっている。更に、近年では台風の大型化による足場被圧荷重の増大や防犯上の観点からも施工範囲を不用意に広げることや足場の設置期間の増大はリスク管理上も問題である。

 鉄道2線に囲まれたのり面耐震補強工事を例に、施工した移動式足場の有効性と今後の発展性について報告する。

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