令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(1)

座長:及川 祐也(鉄道総合技術研究所)

[VI-220] レール鋼製ノーズ可動クロッシングの可動レールと床板の隙間が可動レール股部発生応力に与える影響の評価

〇新井 逸郎1、渡邉 真一1、髙橋 浩市朗1、西田 達矢2、西田 博貴2 (1.東京地下鉄、2.峰製作所)

キーワード:ノーズ可動クロッシング、載荷試験、レール鋼

レール鋼製ノーズ可動クロッシングの可動レール股部では、列車荷重による応力が集中し、損傷に至るケースがある。著者らはこれまで、補強手法として可動レール股部への間隔材挿入を考案したが、その効果を検証する過程において、可動レールと床板の間に隙間がある場合に可動レール股部に応力が集中する傾向があることが判明した。そこで本研究では、可動レールと床板の隙間によって可動レールにたわみが生じ、股部への応力集中が変動することを捉え、載荷試験によってたわみ量と股部発生応力の相関関係を分析し、影響を評価した。これにより、レール鋼製ノーズ可動クロッシングの保守における可動レールと床板間の隙間管理目安を提案する。

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