Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

軌道保守(1)

Chair:Yuya Oikawa

[VI-220] Evaluation of the stress of movable nose crossing made of rail steel caused by a gap between movable rail and base plate

〇Itsuro Arai1, Shinichi Watanabe1, Koichiro Takahashi1, Tatsuya Nishida2, Hiroki Nishida2 (1.Tokyo Metro, 2.MI-NE SEISAKU-SHO)

Keywords:Movable nose crossing, Loading test, Rail steel

レール鋼製ノーズ可動クロッシングの可動レール股部では、列車荷重による応力が集中し、損傷に至るケースがある。著者らはこれまで、補強手法として可動レール股部への間隔材挿入を考案したが、その効果を検証する過程において、可動レールと床板の間に隙間がある場合に可動レール股部に応力が集中する傾向があることが判明した。そこで本研究では、可動レールと床板の隙間によって可動レールにたわみが生じ、股部への応力集中が変動することを捉え、載荷試験によってたわみ量と股部発生応力の相関関係を分析し、影響を評価した。これにより、レール鋼製ノーズ可動クロッシングの保守における可動レールと床板間の隙間管理目安を提案する。

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