軌道保守(1)

[VI-227] Introduction of the new type movable diamond crossing (MDC) for the opening of Sotetsu direct line

〇Yuichiro Hori¹, Hiroyuki Nakajima¹, Daisuke Adachi¹ (1.JR East)

Keywords:a movable diamond crossing, a switch failure, a switch monitoring, a rail creeping, a grid type sleeper, longitudinal resistance of ballast

JR東日本では、輸送サービス向上のため2019年11月30日に相模鉄道との相互直通運転（相鉄直通線）を開始した。このうち、同線と横須賀線とが平面交差する大崎（蛇窪）駅構内に敷設されている可動ダイヤモンドクロッシング（DC）は、同線当社区間（羽沢横浜国大～新宿間）における唯一の特殊分岐器であり、万が一設備故障が発生した場合の輸送影響は甚大である。そこで、相鉄直通線開業に向けて輸送障害発生リスクを最小限にするため、当社テクニカルセンターが開発してきた新型可動DCを大崎（蛇窪）駅構内に敷設した。同可動DCは、敷設後約9か月経過後もトラブル等発生せず良好な状態を維持している。