令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(1)

座長:及川 祐也(鉄道総合技術研究所)

[VI-227] 相鉄直通線開業に向けた新型可動ダイヤモンドクロッシング(DC)の導入

〇堀 雄一郎1、中島 裕晋1、安達 大将1 (1.JR東日本)

キーワード:可動ダイヤモンドクロッシング、分岐器不転換、転換モニタリング、レールふく進、グリッドまくらぎ、道床縦抵抗力

JR東日本では、輸送サービス向上のため2019年11月30日に相模鉄道との相互直通運転(相鉄直通線)を開始した。このうち、同線と横須賀線とが平面交差する大崎(蛇窪)駅構内に敷設されている可動ダイヤモンドクロッシング(DC)は、同線当社区間(羽沢横浜国大~新宿間)における唯一の特殊分岐器であり、万が一設備故障が発生した場合の輸送影響は甚大である。そこで、相鉄直通線開業に向けて輸送障害発生リスクを最小限にするため、当社テクニカルセンターが開発してきた新型可動DCを大崎(蛇窪)駅構内に敷設した。同可動DCは、敷設後約9か月経過後もトラブル等発生せず良好な状態を維持している。

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