令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(1)

座長:及川 祐也(鉄道総合技術研究所)

[VI-229] 通り変位解消を目的とした新幹線分岐器吊り上げ移動施工

〇堀籠 健1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:分岐器、軌道整備、通り変位

これまでに通り変位解消を目的として,マクラギ底面と砕石間の摩擦力を低減させ,分岐器部の軌きょうを山越器等で吊り上げた状態で移動させる「分岐器吊り上げ移動施工」を考案し,分岐器リード部の変位解消を図った.本年度は,ポイント部で施工した場合の周辺設備への影響,作業間合いと施工延長,締固めの有無による効果差等の確認また,反力を作業用通路から取れない箇所での施工を実施し通り変位の解消に努めた.今後さらなる検証を重ね,現場状況に応じた施工方法の選択(MTTおよび人力施工)指針を示す.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン