令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(1)

座長:小坂 琢郎(鹿島建設)

[VI-258] 小口径長距離シールドにおける仮設備の検討及び施工実績

〇中村 多聞1、山中 幸司1、平野 高嗣1、春田 俊哉1 (1.フジタ)

キーワード:泥土圧シールド、小断面、長距離施工、ポンプ圧送、添加材

高知市は南海地震対策として,針木浄水場から九反田配水所までの約10kmの送水幹線を,既設管とは別ル
ートで耐震管を敷設する送水幹線の二重化を進めている.全体事業計画上,本工事にて施工する5工区は,こ
のうちの約2,216mを泥土圧シールド工法で築造するものである.当工区の施工条件として,一次覆工完了後
に発進立坑を次工区へ引き渡す必要があった.本稿では,期日内に工事を完了するために行った一次覆工の掘
進方法の検討と,施工実績について報告する.

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