シールドトンネル(1)

[VI-260] 広島花崗岩における小断面TBMの施工実績

〇佐藤 芳宣¹、田邊 茂¹、椎橋 孝一郎¹、中町 翔一¹ (1.前田建設工業)

キーワード：TBM、硬質花崗岩、小断面、ディスクカッタ

広島県が進めている「県営水道送水強化整備事業」のひとつである，広島水道用水供給事業二期トンネル整備工事(海田～矢野工区)(以下，本工事とする)は，新設導水トンネルにより，呉市方面への送水ルートの二条化を行うものである．本工事では，発進立坑よりダブルシールド型TBM(掘削径φ2.70m)にてL=4,472mのトンネル掘削を行う．本稿では，小断面(5.7m2)かつ硬質である広島花崗岩を対象とした小断面TBMの施工実績について述べる．