Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

シールドトンネル(1)

Chair:Takuro Kosaka

[VI-263] Construction report of reaching shield using FPAS method

〇Masayoshi Yamamoto1, Satoshi Nakamura1 (1.Shimizukensetsu(kabu))

Keywords:FPAS method, Reaching, High water pressure

本稿では、φ3,790mmの泥水式シールドマシンで延長3,632mのトンネルを施工したシールドトンネル工事の施工報告を行う。到達立坑付近は地下水圧0.39MPaの水圧が作用しており、高水圧下でも安全に到達が可能なFPAS工法が計画されている。これまでFPAS工法を用いたシールド到達は国内で3件施工されているが、漏水が発生し追加で止水注入等を行わなくてはならない事例が報告されている。当現場では漏水を発生させないために3つの管理項目を設定し管理することで、漏水なくシールドマシンを到達させることが出来たため、FPAS工法の成功事例として報告を行う。

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