令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(1)

座長:小坂 琢郎(鹿島建設)

[VI-265] 連続する急曲線施工におけるセグメントの施工時荷重対策

〇石堂 暁1、清水 真人1、土井 拓郎2、嶋田 尚正1、藤野 絋治1 (1.安藤・間、2.福岡県那珂県土整備事務所)

キーワード:高尾川、急曲線、セグメント、施工時荷重、風化花崗岩

二級河川御笠川水系高尾川において,近年床上浸水被害が頻発している.本工事は,地下河川築造による浸水対策事業である.地下河川のルートは,幅が狭く両側に家屋が密集した曲がりくねった河川区域内に収めるルートが選定された.そのため,連続する急曲線(R=16m~60m,27箇所)を含んだ,難易度の高い工事であった.シールドトンネルの通過地層は,全線にわたって分布する風化花崗岩が主体で発進立坑から到達立坑まで一様に分布している.本稿では,R/D<3で非常に厳しい施工条件とされる連続するシールド急曲線施工において,トンネル外径6,000mmにおける,セグメントの施工時荷重対策について報告する.

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