令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(1)

座長:小坂 琢郎(鹿島建設)

[VI-266] 泥土圧シールドによる風化花崗岩の掘進と土質特性

〇粥川 幸司1、土井 拓郎2、荒東 伸一1、名倉 浩1、秦 浩司1 (1.安藤・間、2.福岡県那珂県土整備事務所)

キーワード:高尾川、泥土圧シールド、風化花崗岩、せん断強度、添加材、分散剤

高尾川地下河川工事は,高尾川地下に外径φ6.14mの泥土圧シールドで延長1034mの地下河川トンネルを構築するもので,曲線半径16~60mの連続する急曲線施工,河川直下での低土被りとともに,掘進対象地盤のほとんどが風化花崗岩であることが特徴である.工事は,カッタービット摩耗,カッタートルク上昇,掘進速度低下で困難を極め,2回のビット交換を経て,2020年3月15日に到達できた.ここでは,トルク上昇の要因の一つとして,切羽で切削された風化花崗岩(以下,切削土と称す)の特性が考えられ,切削土,ならびに添加材を混練りした泥土に対する室内試験を実施することとした.

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