[VI-267] Mud management of the mud shield method in the boulder- mixed gravel layer
Keywords:mud shield method, boulder- mixed gravel layer, Measures against water loss, Mud management
当工事は,国道9号に共同溝(仕上がり内径φ4.7m,L=約2.7km)を泥水式シールド工法にて築造するものである.一級河川横断部付近には巨礫・玉石の存在が多く存在し,到達付近ではボーリング調査で逸水の傾向も見られたため,泥水の作泥配合や管理方法の検討が課題となった.逸泥層に対し送泥水の品質の向上,安定性を図るため,調泥を行うこととした. クレーサンド,増粘剤および分散剤を用い,添加材の選定と基本配合の確認を室内試験にて行った.現設備で可能な送泥水の調泥ができる配合を検討し,最適配合を導いた.実施工では,最適配合をベースとして増粘剤の添加量を調整した結果,管理基準値を満足して施工ができた.
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