令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(4)

座長:船津 貴弘((株)安藤・間 技術研究所)

[VI-297] ローターによる姿勢制御を用いた橋梁点検用レールカメラの試作と姿勢制御方法の検討

〇岩本 達也1、葉山 清輝2、入江 博樹2、松家 武樹2 (1.有明工業高等専門学校、2.熊本高等専門学校)

キーワード:橋梁点検、目視検査、アーム型カメラ、プロペラ推力

建築後50年を経過した橋梁の割合は,10年後には50%と増加する.橋梁下面の点検には,橋梁点検車,ドローンによる撮影や,L型のアーム型カメラを使った撮影などが行われているが,橋梁点検車では車線規制が必要で,ドローンによる撮影は操縦に熟練を要し,操縦者と別に点検者が必要となる.簡便なアーム型カメラは,任意箇所の撮影が困難で,カメラの荷重を支えるのに労力を要するため,カメラの操作者と点検者の二名が必要となるため,点検装置の改善の必要があると考えられる.本研究では,アーム型カメラを改良し,低コストで簡便に橋梁下面の撮影検査を行うことができるレールカメラを考案・試作し,動作確認を行ったので報告する.

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