[VI-334] 法枠構造物における画像認識技術の活用へ向けた基礎検討
キーワード:法枠構造物、UAV、画像認識技術、ひび割れ検出、維持管理
近年,法枠構造物の劣化の進行拡大に際して,点検者の不足等の問題点から,点検技術における省力化が課題となっている.筆者らは,点検業務における省力化を図る手段として,AIによる判定技術を用いてひび割れを検出することを目標として,判定に用いる画像取得の際のUAVと構造物との距離と,距離ごとのひび割れ検出数を比較した.3ⅿ,5ⅿ,10ⅿの3パターンの離隔距離で撮影を試み,画像上でのひびの視認性と,現場での運用と飛行難度を考慮した結果,適切な離隔距離は5ⅿ前後であると考えられる.今後は得られたデータから判定技術を構築するための教師データの作成を行い,維持管理への適応を目指したい.
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