[VI-341] 新幹線沿線における近接木の自動抽出手法について
キーワード:倒木、自動抽出、標高差分解析、維持管理
新幹線における倒木対策の一つとして沿線近接木台帳を作成して近接木を管理しているが、現在の人間系に依存した作成方法は結果の抜け漏れや判定基準が不明確等の課題があった。本研究では、沿線近接木を機械的に自動抽出する方法を確立し、効果的な近接木管理の在り方を提言することを目的に基礎調査を行った。標高差分解析手法を用いて沿線近接木の自動抽出と現地調査を行った結果、自動抽出は精度が高く、人間系の調査での抜け漏れ箇所の補完が可能であることがわかった。一方で、条件付きで支障する可能性のある樹木の抽出には向いておらず、従来の人間系の調査も組み合わせることでより効果的な近接木管理が可能であることがわかった。
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