令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(4)

座長:谷口 裕史(安藤・間)

[VI-379] 限定充填工法による高速道路直下亜炭廃坑跡の安全対策

〇日東 義仁1、平井 章一2、青山 裕志1、松尾 貴之1、和田 幸二郎3、宮沢 義博3 (1.中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、2.中日本高速道路、3.飛島建設)

キーワード:空洞充填工法、限定充填工法、高速道路、亜炭廃坑

中央自動車道瑞浪IC付近313.8~313.9KPにおいて、急激な路面の沈下が発生したため調査を実施したところ、高速道路の基礎地盤深くに変状箇所を含む広い範囲で亜炭採掘跡の廃坑が存在していることが確認された。今後発生が想定される南海トラフ巨大地震により、亜炭廃坑が崩壊、落盤した場合には、路面の陥没や不同沈下の発生は否定できず、高速道路利用者に甚大な被害を与える可能性があった。このような背景のもと、亜炭廃坑を埋め戻す対策工事として限定充填工法を用いた空洞充填工事を実施した。今回、対策工事が無事完了したためその結果を報告する。

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