令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(5)

座長:上岡 真也(清水建設株式会社)

[VI-426] 小土被り低強度地山のトンネル施工法

〇谷村 浩輔2、笹嶋 和彦1、木村 厚之2 (1.国土交通省、2.清水建設)

キーワード:低強度地山、小土被り、初期変位速度、上半先進ベンチカット工法、全断面早期閉合工法

二色トンネルは,トンネル延長の約40%は地山強度比が0.4~1.6の低強度塑性地山と予想され,延長の30%は小土被りである.このような地質不良地山を標準的な施工法によるトンネル施工では,過大変位の発生が予想されたので,切羽前方穿孔調査と切羽観察で地山性状を把握して,早期閉合の必要性を判定する方法を採用した.その結果,この方法の有効性と適用性が確認でき,トンネル挙動特性が得られたので報告する.

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