令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(5)

座長:上岡 真也(清水建設株式会社)

[VI-429] ゴルフ場直下旧沢地形盛土部におけるトンネル対策工の設計とその施工

木村 悠一郎1、野崎 樹1、〇田中 貴大2、北岡 英基2 (1.(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2.前田建設工業(株))

キーワード:ゴルフ場直下、旧沢地形盛土部、支保工の構造的検討

柿原トンネルは,北陸新幹線の2,530m区間をNATM工法により構築するものである.終点側約450m区間は営業中のゴルフ場直下で最少土被り13mに位置する.当該区間のうち約30m範囲は旧地形図を確認すると沢地形であり,盛土によりゴルフ場を造成していることが判明した.本稿では,当該区間におけるトンネル掘削時の不安定化対策として,調査,対策工の設計および施工結果について報告する.

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