[VI-432] 私市円山古墳の直下を通過する高速道路Ⅱ期線トンネルの超近接施工について
キーワード:めがねトンネル、早期閉合、近接施工、計測管理、先行変位
私市円山トンネルのⅡ期線トンネルは“めがねトンネル”として計画されていたが,供用路線の点検結果を加味した解析の結果,Ⅱ期線トンネル施工の影響によりⅠ期線とⅡ期線の中間地山が緩み,Ⅰ期線右肩部の覆工引張応力が超過することが確認されたことから,当初計画より線形を50cmシフトさせて“離隔85㎝の超近接構造”に変更することとした.したがって,本トンネルの施工における課題は,超近接トンネルの施工,及び超近接施工時の安全対策(Ⅰ期線への影響を最小限とする)があった.本報告は,施工時に得られる変位のデータを用い,施工前の事前解析結果(2次元FEM解析)と実際の計測結果の比較について報告する.
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