令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(1)

座長:山森 誠史(株式会社エイト日本技術開発)

[VI-444] トラス橋における支承取り換えによる発生ひずみの連続計測

〇竹村 学1、稲田 洋一郎1、田ノ上 誠次1、古市 亨2、守屋 裕兄2、東山 浩士2 (1.ショーボンド建設、2.災害科学研究所)

キーワード:耐震補強、支承取替、免震支承、ジャッキアップ、ひずみ計測

鈑桁などの一般的な形式の橋梁での耐震補強対策については標準的な方法が示されている.一方,トラス橋などの特殊橋梁は,桁橋と比べて事例が少なく,工法の選定や安全性の評価手法については個別の検討を必要としているのが現状である.
本報ではトラス橋の耐震性向上を目的に,鋼製支承を免震ゴム支承へ取り換える工事における上部工の補強構造の事例を示す.また,本工事では既設主部材にひずみゲージを貼付し,ジャッキアップ前からジャッキダウン後の連続したひずみ計測を行った.施工期間中におけるひずみの変化量を確認することで施工の安全性を担保し,支承取り換え前後の支点部付近のひずみの発生状況の変化を確認した.

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