令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(1)

座長:山森 誠史(株式会社エイト日本技術開発)

[VI-446] 受桁構造下路プレートガーダ橋梁における支承部取替工法の確立

〇小林 昂弘1、川井 修1、他谷 周一1 (1.東海旅客鉄道)

キーワード:支承取替工法、予防保全、セッティングビーム

東海道新幹線では、鋼橋の予防保全対策として平成25 年より大規模改修工事を実施している。その対象橋りょうの1 つである満水橋りょうは、静岡~掛川間に位置する受桁構造の開床式下路プレートガーダで、当社在来線直上に設置されている。当橋りょうの支承部ソールプレートが下フランジに溶接で添加されているため、支点部が機能低下した際に溶接部に応力が集中し、桁破断に繋がりうる疲労亀裂が生じる可能性があることから、支承部取替を実施した。本稿では、在来線近接による施工環境の制約を考慮して仮受工法を検討し、東海道新幹線の運転保安に留意しながら、軌道桁の支承部取替工事を完遂したので報告する。

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