[VI-448] 大黒線における4径間連続鋼トラス橋の耐震補強設計
キーワード:首都高速道路、トラス橋、耐震補強
首都高速道路では,兵庫県南部地震クラスの地震に対しても,橋脚倒壊や落橋といった致命的な損傷が発生しないような耐震補強は完了している.想定外地震での崩壊メカニズムや道路啓開等の新たな視点への配慮が求められている中,大地震後速やかに緊急輸送道路としての役割を果たす必要がある.そのため,落橋・倒壊しない(安全性)、橋としての機能確保(供用性)、比較的容易に機能回復が可能(修復性)といった観点の元,耐震性向上対策を継続的に実施している.本稿では,基礎を支持する地盤が大きく変化した地層構成を有する特徴がある高速神奈川5号大黒線のトラス橋に着目して,照査及び検討された対策について報告する.
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