令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(1)

座長:山森 誠史(株式会社エイト日本技術開発)

[VI-449] 防災・減災の強化に向けた更なる耐震補強報告(その1)ー幾何学的・材料的な初期不整が鋼部材の耐震性能に与える影響ー

〇吉田 敦1、熊坂 徹也2、石川 義樹3、樋本 智1、審良 郁夫2、浅野 洋平3、北浦 美涼1、宮内 健2、内海 卓也3 (1.東日本高速道路(株)、2.(株)オリエンタルコンサルタンツ、3.八千代エンジニヤリング(株))

キーワード:耐震性能照査、初期不整、複合非線形静的解析、材料非線形、幾何学的非線形

高速道路では,地震によって被災しても速やかな復旧により緊急輸送路として機能させることが求められている.このため,東日本高速道路株式会社では「更なる耐震補強」(平成28年熊本地震以降に実施する既設橋の耐震補強)に取り組むことで防災・減災に向けた耐震補強を実施している.本稿では,「更なる耐震補強」対象橋梁のうち,地震時の挙動が複雑であり,鋼部材の健全度の評価が困難な特殊橋梁型式の上部構造を対象に,初期たわみ,残留応力等の初期不整が鋼部材の耐震性能に与える影響について検討した結果を報告するものである.

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