令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

安全管理(1)

座長:西岡 吉弘(株式会社熊谷組)

[VI-485] 山岳トンネル切羽監視責任者支援システムの開発

〇宮原 宏史1、栗田 洋伸2、三浦 雅也2、満尾 淳2 (1.マック株式会社、2.東急建設株式会社)

キーワード:肌落ち、切羽監視責任者、安全、ICT、Iot

山岳トンネル建設工事中の肌落ちは,死傷災害の原因となる.平成28年12月26日には「山岳トンネル工事の切羽における肌落ち災害防止対策に係るガイドライン」が策定され,切羽監視責任者の職務として,「(ア)切羽の変状 (イ)割目の発生の有無 (ウ)湧水の有無 (エ)岩盤の劣化の状態」を「切羽で作業が行われる間」すべてにおいて監視し,その結果を交代時に引き継ぎ,切羽の状態を継続的に監視されるようにすることが求められている.
 筆者らは, 近年発展を遂げたICT,Iot関連技術を適用し,「山岳トンネル切羽監視責任者支援システム」を開発した.その結果,実務者負担の低減効果,および業務効率向上の効果を確認した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン