鉄道(2)

[VI-504] Improvements of extending the life cycle of Concrete track beams at Monorail (part 2)-Improvements of material and works in surface penetrants method-

〇Yoshinori Morikawa¹, Keisuke Murakami¹, Sin Ipponmatu², Shinya Mizutani³ (1.Osaka Monorail, 2.Kajima Corporation, 3.Daido Corporation)

Keywords:Monorail, Prestressed Concrete track beam, surface penetrants agent, Silane Siloxane, mechanized application, spray

大阪モノレールは第1 期開業以来30 年を経過し、平成27 年から跨座型モノレールの軌道であるPC 軌道桁の長寿命化（予防保全）に着手している。シラン系表面含浸材による表面含浸工1)が全線の約6 割（路線延長17km）で施工済みであり、今回は残りのうち路線延長5km 分（桁延長10km）を施工する。
モノレールPC 軌道桁の長寿命化（予防保全）における表面含浸工は、前工程である桁清掃工後に、表面含浸材をPC 軌道桁に塗布しコンクリート表面に吸水防止層を形成するものである。
本稿は本工事の施工合理化に向けて表面含浸材を開発（改良）して、施工を行ったのでその実績を報告する。