令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(2)

座長:大川 真佐雄(大成建設)

[VI-506] 3Dスキャナによる鋼桁の残存板厚の測定方法に関する研究

〇山田 智大1、谷口 望1、若狭 周汰2、小林 寿子2、平野 雄大2 (1.前橋工科大学、2.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:鋼構造、3Dスキャナ、測定精度、維持管理

使用する 3D スキャナは,カナダの CreaFrom 開発 の「Handyscan3D(レーザー光切断方式)」を使用する. 使用の際は,機器と対象物との距離を約30cm離す必 要がある.問題点は,この機器のみの使用では,土木 構造物のような対象物が大きい場合,測定データの 重ね合わせが必要となり,測定誤差が増大する可能性がある.今回は,実桁を測定する作業を想定し,測定方法別にどの程度誤差が生じたのかを報告する.
平面を直線的に測定した場合は1mあたり誤差約0.7mmが生じた.桁全体の測定は,現段階ではHandyscan3Dのみの測定では難しいことが分かった.

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