令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(2)

座長:大川 真佐雄(大成建設)

[VI-508] バラスト掘削量低減を目的とした斜ウェブ工事桁の実用化に向けた構造検討

〇山本 達也1、大塚 隆人1 (1.東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所)

キーワード:鉄道用工事桁

駅改良工事等において,営業線下での掘削を行う際に軌きょうの一時的な仮受けとして鉄道用工事桁を使用する場合がある。工事桁の施工に際しては,対象部のバラストを事前に掘削する必要があるが,営業線近接工事では,1 日当たり作業時間の制約を受けるため,バラスト撤去量が多いと全体工程に大きな影響を与える場合がある。これまでバラスト撤去量を低減可能な工事桁として斜ウェブを有する桁構造を提案しFEM 解析、ならびに実物大試験体を用いた載荷試験により、構造の安定性について検証を行ってきた。今回、実工事への適用に際し実施した部材形状等の検討について報告する。

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