令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(2)

座長:佐古 武彦(九州旅客鉄道)

[VI-525] 中期的な通トン削正計画に基づくレール削正年間計画の策定法

〇三和 雅史1、昆野 修平1、糸井 謙介1、相馬 雅人2 (1.鉄道総合技術研究所、2.北海道旅客鉄道)

キーワード:レール削正、運用計画、3線軌道、レール凹凸、数理計画

レール削正は,レール表面の疲労層を除去し,レール寿命延伸を図るための削正(通トン削正)と,波状摩耗等に起因するレール凹凸を除去し,騒音対策や輪重変動の抑制を図るため削正(凹凸削正)といった2種類の異なる削正目的に大別される。本研究では,通トン削正と凹凸削正を両立すべく,中期的な通トン削正計画に基づいたレール削正年間計画の策定法を構築し,北海道新幹線の共用区間へ適用して試算した。

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