令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(2)

座長:佐古 武彦(九州旅客鉄道)

[VI-526] 長期的なレール管理手法を確立するためのレール傷の現状分析

〇魚地 眞道1、佐藤 幸雄2、葛西 啓1、伊藤 優樹1、斎藤 権一1、西鳥羽 和樹1、山田 勇登1 (1.東日本旅客鉄道、2.日本線路技術)

キーワード:レール、現状分析、シェリング傷、空転傷、交換計画、適用検討

弘前保線技術センター管内の奥羽本線におけるレール傷の発生数が多く、当該年度を期限とするレール傷の管理に注力せざるを得ない状況にある。そこでレール傷削減に向けた長期的レール交換計画案の策定を目的とし、管内のレール傷の実態調査と現状分析を行った。
 その結果、90.2%がシェリング傷であり、主な原因はシェリング傷であり、金属疲労及び車輪の空転滑走による白色層であった。また特定の駅間や上り勾配、累積通トン250百万トンでの発生が顕著であった。以上の分析結果から、傷の削減に向けて有効なレール交換計画を策定するに至ったものである。

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