Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

軌道保守(2)

Chair:Takehiko Sako

[VI-527] Study on the Method of Maintenance for Suppression and Prevention Rail Crack

〇Kohei Shinagawa1, Koichi Nomoto1 (1.EAST JAPAN RAILWAY COMPANY)

Keywords:Rail crack, Rail flaw detect, Head hardened rail, Back echo loss, Rail squat, Rail grade selection

レール損傷防止についてはこれまで,様々な取組みを行い,成果を上げている.今後の軌道工従事者の減少を見据え,これら取組みをさらに深めていく必要がある.本稿ではレール損傷事象やレール傷の発生傾向について分析し,レール損傷防止およびレール傷発生抑制のための管理手法について検討した.レール傷の発生状況の分析より,レール頭部表面傷はR=501m~800m外軌の熱処理レールに発生しやすい傾向にあった.同条件下で行った普通レールの試験敷設結果より,R=800m付近において普通レールの適用の有効性を確認できた.今後は,新型熱処理レールの試行拡大の結果も踏まえて,適正な曲線外軌レールの使用区分を検討していく.

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