令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(2)

座長:井上 隆広(安藤・間)

[VI-550] シールド工法のAI化技術(Transform AI シールド)の開発

〇中山 卓人1、市川 政美1、安田 幸生1、伊藤 憲二2 (1.戸田建設、2.きんそく)

キーワード:シールド、AI技術、自動測量

労働人口の減少や働き方改革からシールド工でも,自動化による効率化、品質向上、安全性の強化が求められている.シールド工は,測量データや掘進データなどの数値化されたデータが数多くあり,これらをもとに掘進管理を行う.しかし,すべてのデータを網羅しながら土質に合わせた管理を行うのは困難である.そこで土質により機械で得られる膨大な数値を教師データとし,AIに学習させることで最適な判断を導き出し,自動測量で得られるデータをもとにシールド機の姿勢を判断するシールド工AIシステムであるAI Transformシールドを開発した.本稿では,本システムの概要と要素技術のシールド坑内自動測量システムについて述べる.

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