[VI-561] Fundamental study on discrimination of corrosion level of surface coated cables by eddy current inspection
Keywords:Cable-stayed bridge, galvanized steel wire, corrosion, non-destructive inspection, eddy current flaw detection
斜張橋やPC橋などに使用されている亜鉛めっき鋼線の多くはポリエチレンなどで被覆されているが、長期間の供用により腐食が生じる可能性がある。本研究では、被覆下の亜鉛めっき鋼線の腐食を従来の非破壊検査技術より簡易に実施可能な手法で評価するために、小型で低コストの非破壊検査システムを開発し、室内試験にてシステムの検証を行った。腐食生成物の有無や腐食の程度ごとに複数の亜鉛めっき鋼線を用意し、斜張橋ケーブルを模した試験体を用いて実験を行った。その結果、腐食のない試験体測定結果との比較による相対評価により、腐食の程度に関わらずケーブル表面の鋼線の腐食を検出できることが示唆された。
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