[VI-564] Development of evaluation method for deterioration of anticorrosion paint coating by active short-wave infrared measurement
Keywords:Short-wave infrared camera, Anticorrosion paint coating, Coating deterioration, Maintenance, Long-span steel Bridge
本州四国連絡橋は海上に位置する鋼構造物であることから,鋼材表面には重防食塗装が施されている.重防食塗装は,ジンクリッチペイント,下・中塗エポキシ樹脂塗料,および上塗の耐候性ふっ素樹脂塗料から構成される.塗膜は年月とともに表面から損耗するため,塗替塗装が必要となるが,その時期を適切に判断するための,塗膜劣化の早期検出法は確立されていない.著者らはこれまでに,防食塗装膜の近赤外線領域での吸収・反射に関する特性を利用して,重防食塗装の最表面の損耗度(残存膜厚)を定量的に評価する手法を開発した.本研究では,赤外線照明を用いたアクティブ計測により,採光条件に影響を受けない残存膜厚の定量評価法を提案する.
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