令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(11)

座長:青木 峻二(大林組)

[VI-579] 打設後12年が経過したトンネル覆工コンクリートのひび割れ幅と深さに関する考察

〇笹本 直之1、大窪 克己1、平野 紘司1 (1.中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京)

キーワード:ひび割れ幅と深さ、トンネル覆工

トンネルの覆工コンクリートにひび割れが発生した場合、原因は外力と外力以外に分類される。その原因を把握するためには、複数の調査を組み合わせて、総合的な評価を行うことが一般的である。NEXCO中日本の調査要領には、覆工の調査には変状原因を推定する項目のひとつに「ひび割れ深さ」がある。また、我々は過去の研究や調査において、坑内環境の影響により、均一な厚さの覆工であれば天端縦断方向にひび割れが発生することを確認している。今回、平成24年に開通した新東名高速道路トンネルの天端縦断方向に生じたひび割れ幅と深さの関係について考察する。

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