令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(11)

座長:青木 峻二(大林組)

[VI-586] 道路舗装のたわみ測定による路面下空洞の陥没危険度評価方法に関する一検討

梅田 隼1、〇塚本 真也1、白 濟民2、澁谷 啓2 (1.東亜道路工業、2.神戸大学大学院)

キーワード:路面下空洞、陥没、FWD

路面下空洞の陥没危険度を適切に評価するためには空洞形状だけではなく当該箇所の交通量や舗装の状態を考慮していく必要があるように考えられる。本報では現道で地中レーダ探査およびスコープ調査により空洞の大きさや深さが特定された地点でFWD測定を行い,道路舗装のたわみ測定による路面下空洞の陥没危険度の評価方法について検討した。その結果として,本報ではFWD測定とスコープ調査を組み合わせて陥没危険度を評価する方法を提案した。また,スコープ調査を行わなくともFWD測定結果から陥没危険度の高い空洞を抽出できる可能性について示した。

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