令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント(3)

座長:今石 尚(大成建設)

[VI-617] 地盤の幾何学的不確実性に着目した地質リスクに関する研究

〇平川 翔也1、北岡 貴文3、ピパットポンサー ティラポン1、大津 宏康2 (1.京都大学大学院、2.松江工業高等専門学校、3.関西大学)

キーワード:地質リスク、地球統計学、支持層、杭基礎

近年,地質リスクマネジメントの重要性が認識されはじめている.ここで地質リスクとは,予算や時間等の制約下で実施された事前調査において明らかにできなかった,地質条件における幾何学的不確実性に起因するリスクと定義している.地質リスクを低減するためには,地質情報の表現方法,事業費等の表現方法,地質調査密度の最適化について検討する必要がある.本研究では地質調査業務に関する報告書を用いて,ボーリング調査密度と支持層の推定精度の関係を検討した.さらに,ボーリング位置と支持層の推定精度について検討し,ボーリングを選定する際には,地質調査密度の最適化を行うことが重要であることを示した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン