令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(6)

座長:中戸 敬明(株式会社大林組)

[VI-434] HMDによるトンネルコンクリート吹付機の遠隔操作技術の開発(その2)~2眼カメラ配置方法に関する実験~

〇高倉 克彦1、西田 与志雄1、小仲井 一朗1 (1.大成建設)

キーワード:トンネル、吹付、遠隔操作、ヘッドマウントディスプレイ

トンネル工事におけるコンクリート吹付作業では,従来,作業者は吹付の状況を確認するために掘削面近くで作業を行っている.このため,作業者は掘削面の崩落による被災などを受けることが考えられる。

そこで、人の目と同じように2眼のカメラにより遠近感の把握が可能なヘッドマウントディスプレイを用いた遠隔映像システムを,実際のトンネル吹付工に適用し,その操作性が良好であることを確認してきた。

今回,三脚などを用いないカメラ配置方法を考案し,実際のトンネル工事において有効性を確認した。

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