令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(6)

座長:中戸 敬明(株式会社大林組)

[VI-436] 寒冷地における吹付けコンクリートの温度管理方法の検討

〇奥村 正樹1、大橋 英紀1、守屋 健一1、田中 徹1、倉橋 雅明1、小沼 宏嗣1 (1.戸田建設株式会社)

キーワード:バッチャープラント、吹付けコンクリート、コンクリート温度、急結剤

山岳トンネル工事において急結剤の種類や添加量は吹付けコンクリートの品質に及ぼす影響は大きい.品質確保を目的として吹付けコンクリートの温度管理方法の検討を行った.吹付けコンクリートを分割練混ぜ方式により製造する際に,一次水を70℃,二次水を40℃に制御された温水を使用し,ミキサ本体の温度制御と温風ヒーターによりミキサ内を加温することで,コンクリートの練上がり温度を一定に保つ温度管理方法を現場適用した.その結果, 外気温が氷点下の環境においてもコンクリートの練上がり温度を概ね20℃に保つことができた.また,24時間後の推定圧縮強度および材齢28日の圧縮強度は設計基準強度を満足することができた.

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