Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

山岳トンネル(6)

Chair:Yoshiaki Nakato

[VI-439] About a countermeasures against spalling in the tunnel by a net made of the high proof strength resin

〇ryoma nagai1, takahiro yumoto1, yuji kobayashi1 (1.HAZAMA ANDO CORPORATION)

Keywords:NATM, Approach building, Net made of the high proof strength resin, spalling prevention countermeasure

本トンネルは最小離隔約5mで調査坑(避難坑)の直上(交差部)を掘削する.本坑が交差部を掘削する際,調査坑が施工中であった.万が一,変状により調査坑の吹付けコンクリートがはく落した場合には,工事関係者が被災する恐れがある.このため,調査坑内にはく落防止対策を施す必要があった.施工中の調査坑の作業休止期間を最小限に留めるため,狭隘な調査坑内における高い施工性が求められた.このことから,金網と同等の耐荷性を有し,かつ軽量な高耐久性樹脂施工ネットを採用した.軽量であったため,小型の高所作業車により容易に敷設することができ,調査坑の施工に影響を与えることなく施工を完了することができた.

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