令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(6)

座長:中戸 敬明(株式会社大林組)

[VI-441] 圧力測定フィルムを使用したロックボルト用発色型ワッシャーの開発

〇岩本 昭仁1、中林 雅昭2、浅井 良倫1 (1.(株)カテックス、2.戸田建設(株))

キーワード:ロックボルト、ワッシャー、圧力測定フィルム、発色、見える化

ロックボルトはNATMトンネルの支保工の一つであり、トンネル掘削により発生する周辺地山の緩みをロックボルトの軸方向の耐力で抑えることができる。このため、ロックボルトに作用している軸力を計測することで、トンネル周辺地山の緩みの程度を把握できる。

一般的にロックボルトの軸力を計測するには、ひずみゲージ等により電気的に測定するロックボルト軸力計を使用する。しかし、軸力計は経済性、簡便性に欠ける短所がある。

このため、多数のロックボルトを面的に監視でき、誰もが容易に目視確認できる、経済的で、簡便な軸力測定方法として、圧力測定フィルムを使用したロックボルト用発色型ワッシャーを開発した。

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