令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(9)

座長:新井 崇裕(鹿島建設)

[VI-477] 高速道路のり面に適用した新しい排水構造蓋(スクリーン)の風洞実験

〇中出 剛1、田尻 丈晴2、鰐渕 憲昭1、小澤 洋1、藤田 昌宏1、山本 佳顕3、金輪 岳男3 (1.熊谷組、2.中日本高速技術マーケティング、3.ケイコン)

キーワード:リニューアルプロジェクト、土構造物、排水構造物、風洞実験

高速道路リニューアル工事における盛土のり面小段の排水溝取替対策にあたり、維持管理の効率化を図る目的で、軽量かつ枯葉堆積時に通水機能を確保できる排水溝蓋(スクリーン)を採用した。
 採用したスクリーンは排水溝の内側に鉛直の爪掛を有する取り外しの容易な構造形状であるが、台風などの強風下における滑動や飛散が懸念された。
 本稿では、新しい排水溝蓋について、風荷重に対する安定性を検証するために実施した風洞実験の内容について報告する。

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