令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

安全管理(2)

座長:宮岡 香苗(清水建設株式会社)

[VI-492] 耐震性に及ぼすタワークレーンの高さと建物の高さの関係に関する解析的一考察

〇高梨 成次1、高橋 弘樹1、大幢 勝利1 (1.(独)労働者健康安全機構立 労働安全衛生総合研究所)

キーワード:タワークレーン、引張ボルト、耐震設計 

地震時に建築用タワークレーンのマストが最大強度発揮すると同時に、概ね全てのボルトが瞬時に破断するため、塑性変形に伴う履歴減衰に期待した設計の実施が困難であることがこれまでの研究によって明らかになった。タワークレーンの耐震設計では建物の耐震設計のような塑性設計を導入することは困難であるため弾性設計に留めておくべきであると考えるに至った。本論では、建物に連結されたタワークレーンの高さをパラメータとした地震応答解析を行ってタワークレーンの耐震安全性に関する検討を行ったので報告する。

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