令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(3)

座長:林 宏延(鹿島建設)

[VI-515] 鉄道営業線越しに桁を荷揚げしたPC桁架設工事の実績

〇深田 桃子1、小野 稔和1、松尾 貴行2、重野 博也2 (1.前田建設工業、2.南海電気鉄道)

キーワード:PC桁架設工事、鉄道営業線越し、桁荷揚げの介錯方法、クレーンの電波障害

鉄道の連続立体化交差事業における土木工事において、PC桁架設を営業線越しでの架設となる。PC桁を架設する際、架空線を越える高さまで荷上げ旋回を行うが、介錯ロープでの吊荷の制御ができなくなる。そのため架線と荷の接触や鉄道設備の破損を起こさないために入念な施工計画の検討が必要であった。
介錯ロープを2本使用し、地上と高架上で吊荷の制御を行うという施工方法をとった。
その結果、鉄道設備を損傷することなくPC桁の架設工事を終えることができた。

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