令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(3)

座長:林 宏延(鹿島建設)

[VI-518] 小橋りょうの効率的な橋桁交換の考察

〇富田 圭祐1、沼崎 一樹2 (1.東鉄工業、2.東日本旅客鉄道)

キーワード:小橋りょう、横引き工法、吊上げ工法

鉄道小橋りょうの橋桁交換は、架設状況によって工法が決定され、1晩の間合で交換することが多い。小橋りょうとは言え、事前に鉄道特有の課題を抽出して対策を講じることは、鉄道輸送を支える大切な要件である。今回は代表的な工法として、横取り装置で桁を引き抜き、線路外からクレーンで交換する方法(以下「横引き工法」)と、ホーム等の狭隘箇所でレール破線により軌陸クレーンで桁を吊り上げる工法(以下「吊上げ工法」)の施工事例から、施工方法を比較した結果、橋桁設置個所に充分なスペース確保などの条件が適合すれば、横引き工法が有利なことが分かった。

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