令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(3)

座長:林 宏延(鹿島建設)

[VI-520] 急曲線区間におけるホーム低下工事

〇佐藤 学1、岩田 裕太1、武田 嘉雄1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:ホーム低下、急曲線区間、線形改良

JR 飯田橋駅の現ホームは、R=300m程度の急曲線部に位置するため、列車とホームとの離隔が大きく安全対策を進めることが急務となっていた。そこで、ホームを新宿方の曲線半径の緩やかな区間へ移設するとともに線形を変更することで列車とホームとの離隔を抜本的に解消する工事を行っている。今回、現ホーム部で線形改良に伴い最大550mmホームを低下する必要があった。そこで、お客さまに配慮した低下計画の策定や作業ヤード内で桁式ホーム構造を再現した試験施工の実施、さらには実施工中に施工ステップを見直すことで全体計画日数は変えずに全38回のホーム低下を無事に完了することができた。

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